ニンニクの育て方🧄家庭菜園
栽培時期
植え付け:9〜10月
収穫:5月下旬から6月頃
育て方
- 種ニンニクの購入
- 土づくり
- 植え付け
- 追肥
- 花芽をつみとる
- 収穫
①種ニンニクの購入
植え付け時期になると、ホームセンターなどで販売されます。
いくつか品種があるので、好きなものを選びましょう。
②土づくり
ニンニクは連作障害が出にくいため、同じ場所での連作が可能です。
pHは5.5〜6.0が目安です。
株間15cm、条間15cmを確保して畝を立てておきます。
マルチングしておくと雑草抑制になり、後々の管理に手間が掛かりません。
肥料
冬越しで栽培するニンニクは、肥料分を多めに入れて、土を作っておきます。
③植え付け
ニンニクを1片ずつに分けます。
ばらした分球を包んでいる薄皮は、むかずにそのまま植え付けて大丈夫です。
薄皮をむいて植え付けると、水分の吸収が早く、芽が出るのが揃うと言われてたりもします。
どちらでもオッケーです。
大きな種球ほど大球になりやすいので、傷や歪みのあるものを避け、大きくて形が整ったものを選びましょう。
15cm程度の間隔で、5cmくらいの深さで植え付けます。
芽(尖った方)を上にして1片ずつ植えつけます。
植え付けた後は、たっぷりと水をやります。
④追肥
秋に植え付けてから、収穫までに2回の追肥を行います。
1回目の追肥は12月頃、株元にボカシ肥や鶏ふんをまきます。
2回目の追肥は休眠から覚める2月中旬頃、1回目と同様に株元にボカシ肥や鶏ふんをまきます。
光合成によって葉で作られる養分が、冬の間に根と茎に蓄えられ、春になって鱗茎に転流されるので、越冬前に地上部を十分に生育させておく必要があります。
⑤花芽をつみとる
4〜5月になると、花芽が伸び出します。
これが「ニンニクの芽」と言われているものです。
そのまま放っておくと、花の方に栄養が取られ地下部の球が太らなくなるため、適当な時期に摘み取ります。
手でポキッと折るか、掴んで引っ張るとスポッと抜けます。
摘み取るタイミングは、外葉と同じくらいの高さになったとき。
早すぎると球が分かれてしまい、遅すぎると花芽に栄養が取られて風味が落ちてしまいます。
摘み取った花芽は「ニンニクの芽」として食べられます。
⑥収穫
地上部の葉が全体の2/3ほど枯れたら収穫します。
株元の茎を手で握り、真上に引き抜いて収穫します。
簡単に抜けない場合は、まだ根が生長している証拠。
球はもう少し大きくなるので様子を見ましょう。
また、土が湿っているときに収穫すると保存中の球が傷みやすいので、2〜3日晴天が続いたときに収穫しましょう。
収穫後、2〜3日ほど畑や軒下に並べて乾かしておきます。
栽培のポイント
- 肥料をしっかり与えること
- 真冬になるまでに、葉を成長させておくこと
- 追肥を忘れないこと
- ニンニクの芽をつみとること
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