オクラの育て方🌱家庭菜園
栽培時期
畑に種まき:5月中旬以降
苗を植え付ける場合:5月以降
収穫:7月〜9月
オクラの育て方
- 土づくり
- 植え付け
- 追肥と土寄せ
- 開花
- 収穫
①土づくり
オクラは、連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔を2〜3年あけるようにします。
pHは6.0〜6.5が目安です。
オクラは高温を好むので、畝を立てた後にマルチを張っておいて、地温を上げておくと良いです。
肥料
オクラは吸肥力が強いので、元肥を施しすぎると茎葉ばかり育って実つきが悪くなります。
そのため、堆肥と元肥は少なめにして、あとは追肥で調整しましょう。
②植え付け
本葉が2〜3枚くらいの若い苗のうちに定植します。
背が高くなるので、株間50〜60cmほどあけます。
定植の前にポットごと水を吸わせておくか、定植後たっぷりと水をやります。
初期の段階で、特に低温を嫌うので、気温が十分高くなってから植え付けるか、トンネルで保温しておいた方が良いです。
また、若葉の頃はアブラムシが付きやすいので、寒冷紗や不織布を掛けておくのも有効です。
防寒対策にもなります。
畑に種を直播き
畑に直播きする場合は、気温が暖かくなる5月中旬以降まで待ってから種まきをします。
早すぎると温度が低く、遅すぎると真夏までに成長が間に合わずに収量が減ってしまいます。
株間50〜60cmほどで1箇所3〜5粒に点蒔きします。
種まきのポイント
オクラの成長は早いので、毎日畑に通えないような場合は、収穫が遅れてさやが固くなってしまいます。
そんな場合は、種まきを1箇所に4粒以上にし、そのまま間引かず育てます。
そうすることで樹勢が弱まって生育が遅くなり、草丈も小ぶり、さやの成長もゆっくりになるため、やわらかいまま収穫できる期間が長くなります。
樹勢が弱くなるため、1株当たりの収穫量は減りますが、本数が多いので、トータルでの収量は上がります。
③追肥と土寄せ
植え付け1ヶ月後から月に1回のペースで追肥します。
畝の肩か株間にまいていきます。
オクラは草丈が1〜2mと大きくなるので、株が倒れないように追肥と同時に土寄せをしておきます。
肥料切れをおこすと、葉が細くなるので、追肥の目安にしましょう。
④開花
野菜の中でも特に美しい花を咲かせます。
そしてお花も食べれるので家庭菜園で育てた方はぜひ!
花を食べる時は、蕾の状態を収穫するそうです。
普通のオクラと、市販されている花オクラは、品種が違うそうです。
花オクラは、花を食べる為に改良されて作られた品種なのだそうです。
⑤収穫
開花から、1週間ほどで収穫です。
大きくなるのを待ちすぎると、硬く繊維質が強くなるので、早めに収穫するのがおすすめです。
果梗は硬いのでハサミを用いて収穫しましょう。
収穫した実より下にある葉は、収穫と同時に切り取ってしまいましょう。
摘葉することで、養水分を上の若い葉の方に回すことができ、次々と実をつけて収穫が長く続きます。
また、風通しもよくなって病害虫の予防にもつながります。
栽培のポイント
- 気温がしっかり上がってから育てること
- 実が硬くなる前に、早めに収穫すること
- 綺麗なお花を見逃さないこと
- 収穫したら、下の葉を切り取ること
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