ミニトマトの育て方🍅家庭菜園
栽培時期
植え付け時期:4月下旬~5月
収穫時期:7月~10月
種から育てたい場合は、3月くらいに種まきをして、育苗します。
初心者の方は、苗を購入して育てることをおすすめします。
ミニトマトの育て方
- 土づくり
- 苗の購入
- 植え付け
- 支柱をたてる
- 仕立て
- 雨除け屋根
- 追肥
- 脇芽かき
- 摘芯
- 収穫
- 下葉かき
①土づくり
連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔を3〜4年あけるようにしましょう。
トマトの根は深く伸びるので、深くまで耕しておきます。
過湿に弱いため、排水性が良くない場所では高畝にします。
マルチシートを張って根元への雨の侵入を防ぐのも効果的。
また、周りにワラを敷くことで雨はね防止になります。
pHは6.0〜6.5が目安です。
肥料
生育初期に肥料が多いと葉や茎ばかりが茂り実がつかない「つるぼけ」になりやすいので、元肥は控えめに、追肥で補うようにしましょう。
②苗の購入
苗を選ぶときは、
- 茎が太いもの
- 葉の緑が濃いもの
- 蕾や花をつけているもの
できるだけ、これらのものを選びましょう。
品種も様々なものがあるので、楽しんで選びましょう。
③植え付け
本葉が7〜8枚出て、1番花が咲き始めた頃が定植の適期です。
株間50cmほどで植えます。
定植の前にポットごと水につけて吸水させておくか、定植後たっぷりと水をあげましょう。
④支柱を立てる
1株に1本ずつ支柱を立てます。
ミニトマトはつる性の植物なので、主茎が伸びてきたら、生育に合わせて誘引していきます。
麻紐などで支柱に結ぶときに、茎を傷めつけないよう、きつくしすぎないことが大事です。
⑤仕立て
「一本仕立て」と「二本仕立て」がよく使われます。
伸ばしていく茎を、一本にするか二本にするかの違いです。
「一本仕立て」の方が、栄養が集中する為、実が大きくなったり成長が早かったりします。
「二本仕立て」は、栄養が分散する為、比較的ゆっくり成長し、実の数は多く収穫できます。
⑥雨除け屋根
雨に当たると病気や実割れを起こしやすいので、雨よけ屋根を張るのがオススメです。
また、雨が土を跳ね飛ばして葉に付くと、土壌病原菌に侵されやすくなります。
これを防ぐためにも、特に梅雨の時期に設置しておきたいところ。
僕は雨除け屋根を設置したことはないですが、何とか収穫できています。
⑦追肥
植え付けして、1ヶ月後に追肥を行います。
そこからさらに、1か月ごとに追肥をしていきます。
追肥の場所は、張り出した葉の真下あたりに施します。
樹勢が旺盛、茎が太く葉の色が濃く、葉が内側に丸まっているなど、養分過多の状態であれば、追肥は控えます。
⑧脇芽かき
葉のつけ根から出る「脇芽」は、トマトの成長に併せて次から次へと出てきます。
脇芽かきをしないと、茎葉が茂りすぎて花芽がつきにくくなります。
風通しも悪くなるため、葉の付け根から出てくる脇芽は全てかきとっておきます。
この脇芽を一本残して、育てたのが「二本仕立て」になります。
ハサミで切ると樹液を介してウイルス病に感染することがあるので、手で摘み取るのが原則です。
⑨摘芯
主茎の先端が支柱の頂上に達したら、先端を摘芯します。
この時に大切なのは、最も上の花房より上に出ている2〜3枚の葉を残しておくこと。
これにより、株が充実して実に養分が届きやすくなります。
⑩収穫
ガクが反り返ったら収穫適期。
へたの近くまで赤くなったものから順番に収穫します。
トマトは、昼間に光合成で作った養分を夜間、実に蓄えるので、早朝に収穫するのがベストです。
⑪下葉かき
初収穫の頃、株の下の葉は役目を終えているので、下葉かきも行っておきます。
収穫した位置より、下の葉をすべて取り除くことで、風通しと日当たりがよくなり、病気予防にもなります。
栽培のポイント
- 排水性の良い場所で育てること
- 脇芽かきをがんばる
- 品種選びを楽しむ
- ミニトマトが色づいてくるのを楽しむ
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