小ネギ(ワケギ・あさつき)の育て方🍃家庭菜園
栽培時期
植え付け:4月頃と9月頃
収穫:秋と春の年2回
また、5月下旬〜6月上旬頃に球根を掘り起こして保存しておくことで、2年目からはその球根を再利用することができます。
小ネギの育て方
- 球根の準備
- 土づくり
- 植え付け
- 追肥と土寄せ
- 収穫
- 球根の掘り上げ
①球根の準備
球根は、8月頃になるとホームセンターで販売されます。
前年から育てて、掘り起こして保存していたものを利用する場合は、小さいものや枯れているものを取り除き、大きくてハリのあるものを選びましょう。
②土づくり
ワケギ・あさつきは、連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔を1〜2年あけるようにします。
pHは6.0〜6.5が目安です。
マルチングしておくと雑草抑制になり、後々の管理に手間が掛かりません。
肥料
肥料が好きなので、元肥は多めに入れておきます。
③植え付け
株間10cmくらいで、芽(尖った方)を上にして、1穴に2〜5球ずつ植え付けます。
球根を植え付ける深さは、土の表面に球根の先端がやや見える程度の浅植えにします。
④追肥と土寄せ
まず、草丈10〜15cmの頃、葉色が悪ければ追肥を施します。
濃い緑であれば、追肥はあげません。
次に収穫をした後に、追肥をします。
その際、株元に軽く土寄せをしておきます。
⑤収穫
収穫期は秋と春の2回あります。
草丈20cmになったところで、地際から3cmほど残し、葉だけを切り取って収穫します。
再生力が旺盛で、刈り取った後から新芽が伸びてくるので、同様にして数回収穫することができます。
冬に葉が枯れてきたら収穫期は終わりです。
そのまま畑に置いておき、春になるとまた新芽が出てくるので、同じように収穫できます。
また、根ごと掘り上げて、卵型に太った根の部分も食べることができます。
⑥球根の掘り上げ
種球を掘り上げて保存することで、次の栽培に使うことができます。
春の収穫後に株元を残してそのまま生長させ、球根を肥大させます。
5月頃になると株元に球を形成して、葉は枯れて休眠に入ります。
5月下旬〜6月上旬頃に球根を掘り上げ、風通しの良い日陰で夏まで貯蔵しておきます。
8月頃になると休眠から覚めて芽が伸び始めるので、畑に植え付けて同様の工程を繰り返します。
栽培のポイント
- 大きくハリのある球根をえらぶこと
- 植え付けは、浅く植えること
- 収穫の都度、追肥をする
- 収穫は、地際から3cmほど残し、葉だけを切り取る