モロヘイヤの育て方🌿家庭菜園
栽培時期
種まき:5月〜6月
収穫:7月〜9月
モロヘイヤは発芽温度が25~35℃と高いため、じゅうぶん暖かくなってから栽培をスタートしましょう。
モロヘイヤの育て方
- 土づくり
- 種まき
- 植え付け
- 摘芯
- 水やり
- 収穫
- 追肥
- 切り戻し
- 花が咲き始めたら終了
①土づくり
モロヘイヤは連作障害が出ないので、連作もできます。
酸性の土壌を嫌うので、モロヘイヤを育てる場所は、かならず石灰を施して酸度を調整しておきます。
PHは6〜6.5です。
可能なら、マルチを張りましょう。
黒マルチは、雑草の抑制や、地温を上げる効果に期待できます。
②種まき
畑に直まきする場合は、株間30cmくらいで、4~5粒を点まき。
苗が育つにつれて間引いて2〜3本仕立てにします。
ポットにまく場合は、1ポットに4~5粒をまき、芽が出てしばらくしたら間引き、本葉が5~6枚になったころ、植え付けましょう。
③植え付け
苗の本葉が5~6枚になったころ植え付けます。
植え付けの前にポットごと水につけて吸水させておくか、定植後たっぷりと水をやります。
④摘芯
主枝を摘みとることを摘芯といいます。
摘芯しないで放っておくと、すぐに主枝が1m以上になってしまいます。
摘芯することにより、側枝が多く伸び、草勢がコンパクトになります。
草丈が30cmくらいになったら、先端を摘みとります。
摘芯すると、わき芽が次々に出てきて、充実した株に育ちます。
⑤水やり
モロヘイヤは高温や水分を好む作物で、乾燥に強いですが、土壌の水分が不足すると葉がかたくなってしまいます。
夏にひどく乾燥しているとき、水やりをしましょう。
⑥収穫
草丈が50~60cmになったら、収穫を開始します。
葉先の15~20cmくらいのやわらかいところを折り取ります。
その後、わき芽が伸びて収量が増えます。
草丈を一定に保つようにこまめに収穫します。
⑦追肥
モロヘイヤは栽培期間が長いので、肥料を切らさないように育てるのが多く収穫するコツです。
収穫開始後に、1か月間隔で追肥を行います。
⑧切り戻し
草丈が高くなりすぎると、収穫しにくく、かたくなってしまって食味も落ちるので、低い位置まで切り戻します。
⑨花が咲きはじめたら終了
モロヘイヤは日が短くなると開花する短日植物です。
秋になると花が咲いて種ができます。
花芽ができると新芽の発生が止まり、茎葉はかたくなります。
熟した種子は毒をもっているので、花が咲いたら念のため収穫を終えましょう。
栽培のポイント
- 発芽温度や生育温度が高いので暖かくなってからタネまきをする
- 主枝を摘芯して側枝をたくさん出させる
- 乾燥が続くと葉や茎が堅くなり易いので、水やりが必要
- 生育が旺盛なので、草丈を一定に保つようにこまめに収穫する
- 花が咲いた後の、果実は毒性があるので絶対に食べない