ブロッコリーの育て方🥦家庭菜園

栽培時期

春作
種まき:2〜3月
植え付け:4月頃
収穫:5〜6月

秋作
種まき:7月下旬〜8月上旬
植え付け:8月下旬〜9月上旬
収穫:10月〜12月

初心者の方は、苗を買ってきて植え付けする方がオススメです。

ブロッコリーの育て方

  • 種まきと育苗
  • 土づくり
  • 植え付け
  • 防虫ネットとコンパニオンプランツ
  • 追肥と土寄せ
  • 収穫
  • 側花蕾の収穫

①種まきと育苗

ポットに種まきをします。
3〜4粒ずつ種をまき、軽く土をかぶせ、たっぷりと水をやります。

春まきは保温資材を使って暖かい環境で、夏まきは遮光資材などで涼しく管理して育苗します。

発芽したら段階的に間引いて、元気な苗を残して1本立ちにし、最終的に本葉5〜6枚の苗に仕上げます。

②土づくり

連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔を2〜3年あけるようにします。

排水性と保水性がいい土を好みます。

堆肥と元肥を入れ、耕します。
株間50cmくらいで、少し高めの畝を立てます。

pHは6.0〜6.5が目安です。

肥料

リン酸が不足したり、窒素が多すぎたりすると、茎や葉ばかりが茂って花蕾ができにくくなります。

③植え付け

本葉5〜6枚まで苗が育ったら、畑に定植します。

株間50cmくらいで、植え付けの前にポットごと水につけて吸水させておくか、定植後たっぷりと水をやります。

④防虫ネットとコンパニオンプランツ

モンシロチョウなどの幼虫が葉を食害します。

そこで、物理的に虫を寄せ付けない為に、できる方は防虫ネットで野菜を囲いましょう

苗が小さい時に中央の生長点(新芽の部分)を虫に食べられると、収穫まで育てるのは難しくなるため要注意です。見つけたらすぐ取り除くようにしましょう。

さらに、コンパニオンプランツとして、モンシロチョウ達が嫌うキク科の野菜(レタスや春菊など)を近くに植えることで、害虫がつくのを防ぐ効果があります。

⑤追肥と土寄せ

植え付け2週間後に1回目の追肥を行います。
また、このタイミングで除草も兼ねて中耕し、土寄せをして株を安定させます。

さらに1カ月後、2回目の追肥・土寄せを行います。

頂花蕾ができてから追肥をすると、花茎空洞症やつぼみの質が悪くなるそうです。
頂花蕾ができ始める前に、2回目の追肥をあげましょう。

⑥収穫

頂花蕾が12〜15cmになると収穫時期です。

茎を15cmほど、葉を2〜3枚つけて切り取ります。

収穫が遅れると、つぼみが膨らんで弾力がなくなり、味も食感も低下します。

さらに遅れると花が咲いてしまうので、採り遅れないようにしましょう。

⑦側花蕾の収穫

頂花蕾を寒くなる前に摘むと、わき芽が伸びて葉のつけ根に側花蕾が出てきます。

側花蕾は小さいですが味に遜色なく、3〜5cmの大きさになったものから摘み取って収穫します。

側花蕾は頂花蕾を摘まないとできないので、側花蕾の収穫も楽しみたい場合は、頂花蕾を早めに収穫するのがコツです。

寒さにあたると紫色に変色

ブロッコリーは、寒さに当たると花蕾が紫色に変色する場合があります。

これは、ブロッコリーが寒さから身を守るために「アントシアニン」という成分(ポリフェノールの一種)を作るために起こる現象です。

自然現象なので食べても問題はなく、茹でれば緑色に戻ります。
むしろ、寒さから身を守るために糖度が高まるので、甘くて美味しい証拠です。

栽培のポイント

  • 苗が小さい時の葉や、新芽の部分を虫に食べられないようにすること
  • こまめに虫をチェックすること
  • 頂花蕾を取り遅れないこと

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