【家庭菜園】初めての土づくり🥔

家庭菜園をする時の土って、どんな土がいいんだろう?
庭の土じゃ野菜は作れないのかな?

初めて家庭菜園をされる方なら、こんな風に思いますよね。
そこで今回は、家庭菜園をする時にどんな土なら野菜が育つのか、お話したいと思います。

僕は家庭菜園を5年ほど経験してきました。
その中で学んで感じた、土づくりの大切さを伝えられたらと思います。

野菜を育てるにはどんな土が良いのか?

ズバリ、

  • 保水性、保肥性が良い土。
  • 水はけ、通気性が良い土。
  • 酸度が適度な土。

この3つの条件を満たした土が良いです。

保水性・保肥性

保水性(ほすいせい)とは水持ちのよさのことで、保肥性(ほひせい)とは肥料の持ちのよさのこと。
例えば、砂場のようなサラサラの土では、水がすぐに流れて乾いてしまって、枯れやすくなったり、水やりが大変になったり、肥料も水分と一緒に流れ出て行ってしまいます

水はけ・通気性

野菜は、土の粒と粒の隙間にある酸素を根から取り込んで呼吸をしています。
そのため土の通気性がよくないと酸素不足になり、野菜が上手く育たない原因になります。
また、水はけが悪いと根腐れを起こす原因にもなります。
例えば、粘土質のような土だと、土の粒と粒の隙間が小さすぎて、根が伸びなかったり、水たまりになったりして、上手く野菜が育ちません。

土の酸度

酸度はpHで表すことができます。
pHは0〜14の数値で表され、pH7が中性、7より小さな数値が酸性、7より大きな数値がアルカリ性であることを表しています。
雨の多い日本では、土中のカルシウムやマグネシウムといったアルカリ分が流されやすいため、多くの土壌が酸性寄りになっています。
野菜によって適した酸度は違いますが、多くの野菜は中性(pH7.0)から弱酸性(pH5.5~6.5)程度を好みます
そのため、土に「石灰」と呼ばれるカルシウムを施し、あらかじめ中性~アルカリ性に傾けておくのがポイントです。

実際にはどうすればいいのか

理論的に説明しましたが、実際にまずどうすればいいか。

  • 土を観察する。
  • 土壌改良をする。
  • 肥料や石灰を混ぜる。
  • 1~2週間後に野菜を植える。

これだけです!

まず庭の土を観察してみましょう

水たまりができてしまうような粘土質の土や、すぐカラカラに乾いてしまうような土だった場合は、土壌改良を行いましょう!

土壌改良は、動物性堆肥(牛ふん・豚ぷん・鶏ふん・馬ふん)植物性堆肥(バーク堆肥、落葉堆肥)のどれかを、元々そこにある土に混ぜてあげれば大丈夫です。
野菜用の培養土(堆肥や肥料や石灰がすでにブレンドされている土)を、お庭の土に混ぜてしまうのも手っ取り早くていいと思います。

堆肥を混ぜた後、目安としては、少し水を含ませて手で握り、指で軽く土を押して、ほろほろと崩れてくればよい状態です。とりあえず堆肥を混ぜて、この状態にすれば、ある程度野菜を育てることはできます。

さらに、肥料(栄養)石灰(酸度調節)を混ぜたりして、それぞれの野菜に合った土で育てることが大切です。
アルカリ性の土じゃないと育たない野菜や、肥料はあまり入れない方が良い野菜などもあります。
育てたい野菜の好む条件を確認しましょう

堆肥や肥料や石灰を土に混ぜたら、1~2週間ほど放置します。
混ぜた直後は、堆肥が熱を発生させて根が傷む可能性があったり、肥料が強くて根っこが肥料やけという現象をおこしてしまったりすることがあるそうです。
その為、1~2週間ほど間をあけてから、苗を植え付けた方がいいそうです。
僕はせっかちで、面倒くさがりなので、すぐに植え付けてしまうこともあります(笑)

まとめ

土づくり、そんなに大変ではないですよね??

思っている以上に、野菜の生命力は強いので、水管理や日当たり・風通りなどの環境が整っていれば、しっかり育ってくれます。

でも今回紹介したのは、最低限の内容です。

土づくりはものすごく奥が深いです。

慣れてきたら自分で色々な資材をブレンドして、野菜を育てるのはとても面白いと思います。

それではさよなら~♪

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